なぜ、新しいタイヤなのに空気が抜けるのか?
2017年07月20日
タイヤは、どのような物でも月日が立つと空気が抜けていきますよね。
ところで、
「なぜ空気が抜けるのか」
考えた事ありますか?
これは、タイヤのゴムにある小さな穴が関係しています。ミクロサイズではありますが、たくさんの穴が開いているんです
また、「確実に空気は減っているのに、なぜ空気圧が減ったりしないのか?」と、疑問に思われたことがあるかもしれません。
これは、気温の影響です!
空気は温度が上昇すると膨張します。例えば、春にきちんと空気を入れたタイヤがあるとします。
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ミクロサイズの穴から1ヶ月で5パーセントの空気が排出されていると、言われています。
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春から夏にかけて、気温はどんどん上がっていきます。
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だから、毎月5パーセント減っているはずなのに、タイヤの空気圧がさほど減らないのです。
※空気が減っていないようなら、逆に空気圧がもの凄く高くなるので危険ともいえます。
暖かくなっていく時期はいいですが、寒い時期になると、今度は膨張していた空気が元に戻ります。毎月減っていた分を合わせると、大きく空気圧が減ってしまうことになりますね
この性質を理解すると、夏が終わり涼しくなってきたら、空気圧をしっかり確かめる事が大切だと分かります